東三河にUターン就職を決めた理由は?
大学時代は旅行が趣味で、他県によく出かけていました。そのとき決まって考えていたのが、自分が生まれた街の良さは何だろうということ。実際は、県外では出身地の豊川市を含めて東三河はほとんど知られていませんでした。そこで、地元の魅力向上に貢献できるような仕事がしたいと思い、Uターン就職を決めました。学生のころに帰省した際、豊橋の路面電車を見るたびに地元を強く意識したので、その路面電車に携わる仕事をしていると思うと感慨深いです。
どのような仕事をしていますか?やりがいは?
電車の運行は、電気・線路・車両の3つが柱になっています。現在従事しているのは電気の部門で、車両に電気を供給する電車線、信号や踏切の動作に関わる高圧線の他、変電所の点検・保守が主な業務です。
入社3年目で、線路の保守・点検、車掌業務を経て、現在の電気部門に異動して約1年が経ちましたが、業務内容を問わずやりがいは変わりません。電車が正常に動いて、多くの人が利用してくれるだけで十分ですし、それが最初に抱いた地元への貢献につながると信じています。特に路面電車は豊橋を象徴するものだと思うので、魅力のPRに努めたいです。
東三河のいいところは?
社会人になって、地元の海や山によく出かけるようになりました。自然が多いけど、かといって不便ではない、ちょうど良い環境は誇れるところだと思います。
東海地方で走っているのは豊橋だけという路面電車は、バラエティーに富んだラッピング装飾にも注目です。
これから就職する方へ
今年は、初めて地元のお祭りの準備に関わる機会があり、同級生とも久しぶりに再会することができました。これも就職で地元に帰ってきたからこその縁だと思っています。やはり地元の友人が近くにいるのは良いものです。
進学で東三河を出た人は、就職を機に地元へ戻ることも検討してみてはどうでしょうか。