皆様からいただいた、東三河の魅力(「暮らし」、「遊び」、「職場・仕事」)を伝える動画3作品、
エピソードと写真25作品をご覧いただけます。
(本作品は、2016年に実施した、東三河の魅力を伝えるエピソードを写真とともに公募する
「東三河の素敵ストーリーコンテスト」の入賞作品です。)
彼と出会って“あの町”を知った。
彼と過ごす時間は楽しかった。
でも、わたしは、彼の住む“あの町”に自分の居場所があるのか不安だった。
彼からプロポーズされたのは、ちょうど、そんな頃だった・・・
MOVIE
花祭りの鈴
設楽町在住 石井峻人さんの作品
移住してすぐに花祭りの虜になり、各地の祭りを訪ねています。住んでわかるのは、祭りはその瞬間だけではないということ。日々の暮らしの中にある自然への祈りや祭事、住民で集まって行う共同作業を通して培われる連帯感の延長に祭りがあると感じます。祭りで使う鈴を作る老人が「あそこの息子は舞が大きいで、丈夫くしんと(丈夫にしないと)…、あそこの息子はおぼこい(幼い)でよく鳴るように」と舞子一人一人の顔を思い浮かべながら鋳造する姿を見ると、祭りに懸ける想いが伝わってきて、今年の祭りも目に焼き付けようと思います。
豊かな海
豊橋市在住 宇井丈裕さんの作品
先日、清掃ボランティアと地引き網体験に田原の表浜に行きました。地引き網は大漁で頂いたお魚は家で美味しく頂きました。表浜は季節に依らず、サーフィンや魚釣りで賑わっていて、みんなの趣味のオアシスです。また、夏には絶滅危惧であるアカウミガメも産卵に訪れます。しかしながら近年では、海岸線の浸食で産卵場所も減少していたり、孵化したアカウミガメもゴミに引っ掛かったりして、海に戻れないケースも発生しています。こんなに豊かな海をいつまでも後世に残すために微力ながら、協力していきたいです!
黄金色の花の海
名古屋市在住 三河の海と山が好きさんの作品
見渡す限りどこまでも広がる、黄色い菜の花畑。淡い青色の空の下できらきら輝いて、まるで黄金色の海みたい。花の間にできた道を歩きながら耳を澄ませば、林の向こうから波の音が聴こえてくる。遠いようで近い、ふしぎとほっとするような波の音と、菜の花のまわりを飛びまわるミツバチの羽音が重なって、とても心地よい。子どもの頃は一生懸命に自転車をこいで、大人になってからは両親と一緒にドライブしながら訪れた、思い出の菜の花畑。 こうして今、新しく家族になったあなたといっしょにここに来られることを、とてもうれしく思います。今度はもうひとり、新しい家族を連れて、懐かしい色と音でいっぱいに満たされたこの場所に帰って来ようね。
川原散歩
設楽町在住 あっちゃんさんの作品
12月初旬の休日に妻と二人でデート。小春日和の暖かさと、繋いだ手の温もりを感じる中、湯谷園地近くを、おしゃべりしながらゆっくり歩く穏やかで幸せな時間。宇連川にかかる養乙女橋から見下ろした景色。板敷きの川面が日差しを浴びて鱗の様にきらめき、川面に映った二人の影。
初めての潮干狩り
田原市在住 ヒロさんの作品
私のいる田原市は太平洋の荒波からまるで愛知県を守るかのように海に張り出した半島です。そのおかげで荒々しい外海と穏やかな内海を楽しめます。海での楽しみは語りつくせませんが今年はご近所のお子さんとすぐ近くの浜で潮干狩りをしました。私達夫婦はこの時期は毎日のように出かけますが、小さいお子さんと行くと普段とは違って貝はたくさん取れなくても何か見つける度に大喜びしてもらい大変楽しい時間をすごしました。
花より団子
設楽町在住 トミカさんの作品
設楽町に越してきて1番感動したのは行事を大切にしながら、日々を楽しむ暮らし方です。お月見では自然豊かな山の中で、作物が穫れる事に感謝をしながら、お供えものをし、電灯もない真っ暗な庭で月明かりとろうそくの灯りがとても風流で心に刻まれる風景です。こどもたちは、、、といえば、やはりお月見団子に夢中で、まさに花より団子です。
みんなの家
豊川市在住 リーさんの作品
いつもの時間のそこに来れば、誰かに会える。今日はちょっと早く来すぎたかな。暖かい陽だまりの中、まだ二人しか来ていない。でも、二人以上そこに集まれば、ちょっとした出来事や昨日のテレビの話題に華が咲く!私が居てあなたが居るそこはみんなの家になる。
峠の思い出
設楽町在住 石井峻人さんの作品
「子供のときは草履履きで歩いて峠を越えたもんだ」という隣に住む大家さんの昔話。「あそこの山にはおじいさんの祀りこんだ観音さまがおって…あの峠を越えて出作りしとった田まで通って…」と訪ねるたびにいろんな話をしてくれる。なにもないような山道だけど、歩いてみるとそこにはたしかに人が歩いたたくさんの物語を感じます。仕事が変わってこの山と離れることになってから、大家さんも亡くなってしまい、集落に住む人がもういなくなってしまったけど、山奥の奥にたくさんの思い出があり、今でも大切なものを置いてきたような気がします。
田舎子育ての魅力
東栄町在住 水野慎也さんの作品
家族5人で、名古屋からここ東栄町御園に移り住んで早4年目。田舎で子育て・子育ちを経験したいと移り住み、生活の様相は大きく変化したが、新天地での子育て・子育ち経験は新鮮だった。無論、不安や心配が無いわけではなかったが、気づけばその魅力に凌駕されていた。子どもがいない、じいちゃんばあちゃんが大半を占めるこの集落(引っ越してきた時、中学生1人と小学生2人だけ。幼児はゼロ人。)では、なんでもまずは子どものことが話のきっかけになった。「子どもの声がするのはいいのぉ」「子どもらから毎日元気をもらうよ」「遊びこんか?」「キリギリスほしいか?」…身をもって温かな大人の眼差しを実感したうちの子どもたちは、いつしかお隣さん家にしょっちゅう遊びに行き、茶菓子やときに夕飯までよばれてくる。実のじいちゃんばあちゃんに加え、更なる拠り所をもった子どもたちは、このさきどんなふうに育ってゆくのだろう…こんな田舎こそ、子育てするにはうってつけの場所、いまでは本気でそう思う。
赤いつり橋の思い出
東栄町在住 佐々木和歌子さんの作品
子どものころから、この赤いつり橋は私の自慢の場所だった。自分にとって大切な人や、自分のことを知ってほしい人だけを、こっそり連れて行きたい場所だった。引っ越していったあの子は、赤いつり橋を見ながらお弁当を食べたことをまだ覚えていてくれるだろうか。ここで大好きな友達とお弁当を食べられることがうれしくて、私は初めてのお弁当作りで見事に怪我したことさえも自慢げに話したことを覚えている。父と息子と散歩に行ったのも、この赤いつり橋だ。まだよちよち歩きの息子を父は優しく抱きかかえ、「ゆうくん、すごいでしょ?きれいでしょ?」とほほ笑んだ。10歳になった息子も、今ではこの場所が大好きだ。私の自慢の赤いつり橋。その思い出の数だけ、私には大切な人がいる。
豊かな発想力を育む街、豊橋
豊橋市在住 妙願武志さんの作品
「直角ではない交差点」。豊橋市内を車で移動していると次から次へと現れ、すぐに方向がわからなくなります。私は1年程前に豊橋市内で友人ができ、月に数回、三重から豊橋に通っているのですが、今でも油断すると道に迷ってしまいます。しかし豊橋へ通い始めてから職場の解体工事現場や、趣味の写真撮影現場で、豊かな発想ができるようになりました。専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、頻繁に「直角でない交差点に接することで、脳を活性化することが出来るようになったと考えるようになりました。様々な現場で、独自の豊かな発想が出来るよう、これからも豊橋に通い「直角ではない交差点」と向き合っていこうと思います。
彼と出会って“あの町”を知った。
彼のことは、心から信じている。
でも、彼の生まれ育った“あの町”で今までと同じように楽しくやっていけるのか不安だった。
彼から、一緒になろう!と言われたのは、
ちょうど、そんな頃だった・・・
MOVIE
宇連川エキサイティングカヌー
新城市在住 takahirosuzuki.comさんの作品
カヌーが好きで北は北海道の釧路川、南は熊本の球磨川まで全国の川を下った。海外ではカナダ、ネパール、ニュージーランドの川を下り、カヌーへの情熱がピークを過ぎた。ふと新城市の川も下ってみようかと2016年8月にカヌーを持って宇連川を下りにいったら、これが想像以上に素晴らしい。視界に入る人工物は少なく、水は岩盤の上を流れゆく。水流が激しくエキサイティングな箇所も多く刺激的で、連れていった友人も大満足。カヌーへの情熱が再び点火するとは思わなかった。身近に素敵な川があることは幸せなことで、また来年も足を運んでしまうに違いない。奥三河の魅力はまだまだ発掘できると感じた。
狐を探しながら
名古屋市在住 富良野さんの作品
友人と秋に豊川稲荷に行った時に撮影したものです。大きさも表情も仕草も少しずつ違う狐たちの中から、自分のお気に入りを探しながら歩きました。 わたしのお気に入りは右下の細い目の子です。あなたのお気に入りはどの子ですか?
砂まみれ
田原市在住 青山千穂さんの作品
我が家から伊良湖まで車で片道20分。好きな時に気の向くまま海へ向かえる距離だ。ある夏の午後、子供たち3人を海水浴へと連れ出した。ところが、思っていた以上に水温が下がっていた様で 「冷たい」と言って海には入らず、砂浜で遊び始めた子供たち。次第に遊びはダイナミックになってゆく。(あ~あ・・・帰りが大変そう・・・。)憂鬱な気持ちも浮かんだが、キャッキャととびきりの笑顔ではしゃぐ子供たちを見ていたら、そんな気持ちは一瞬で消え去ってしまった。潔いほどに砂まみれ。連れて来て良かった。たっぷり遊んで気がつけば夕焼けが美しい。田原って素敵なところだなぁ。
東三河のパワースポット
名古屋市在住 近藤 美和子さんの作品
毎年冬になると蒲郡に住む友人が庭のみかんを採りにおいでと誘ってくれる。蒲郡のみかんは甘くて本当に美味しい。専用のはさみでへたのギリギリを切るとみかん同士が傷つけあわないこともここで学んだ。ここに来た帰りは必ず竹島へ寄る。美しい橋を渡った先の小さな島。その日はお正月ということもあり竹島の八百富神社でお参りをした。私がおみくじを引くと大吉だった。それを見た主人が自分も引きたいと百円を借りに来た。財布を車の中に忘れたらしい。その間子供たちと竹島周辺の美しい景色を眺めていると大きな御札を持って主人がやってきた。「百円しか渡してないのに何買ってきたの?御札はもう買ったよ」と言うと「おみくじを引いたら一番の大大吉が出てもらった」。ネットで調べてみると大大吉が出る神社は全国でも11ヵ所しかない。そしてその確率は250万分の1だそうだ。何と素晴らしい三河のパワースポット!美しい景色と幸運とみかん、蒲郡は大好きな場所の一つだ。
サーフィンでつながった絆
豊橋市在住 都人さんの作品
去年の8月に赤羽根で開催された全日本サーフィン大会に撮影のため出かけました。駐車場で息子さんの応援で関西から来たご夫婦にお会いしました。海岸で撮影していると、そのご夫婦が息子のサーフィンを撮影してくれないかと頼まれ、快諾しました。後日メールで18枚の写真をお送りしたら、とても喜んでいただきました。そのご夫婦から私が撮影した息子さんの写真が入った年賀状が届きました。家にもその写真が飾ってあるそうです。ふとした縁で知り合ったお二人との絆をいつまでも大切にしていきたいと思っています。
豊橋の人気スポットで近未来体験
豊橋市在住 yukari_TOGさんの作品
豊橋市民なら一度は行ったことがある「のんほいパーク」。親と一緒に、遠足で、友達と。親しみ深い、市民の憩いの場です。のんほいパークの目玉は、様々な動植物、遊園地、そして恐竜!!園内はとても広く1日で回りきるのはなかなか難しい。そこで私がおすすめするのは「セグウェイ」での園内散策。近未来的なセグウェイに乗って、動植物を見て回ることができるのです。セグウェイの快適さに加え、ガイドさんが動物について説明をしてくれるので楽しさ300%!コースは、見たい動物に合わせて選べるのがいいところ。この面白さにはまり、私は3回参加しました。いつもと違う視点から見ることで新しい発見も。広い道に出たら、スピードを出して友達と競争!爽快で最高に気持ちいい。セグウェイ最高!! 参加するともらえるスタンプを集めると特別コースに案内してもらえるとか。隅々まで回ったけど、どこを見せてもらえるの?!次はいつ行こうかな♪
空を見上げる
設楽町在住 石井峻人さんの作品
山里は山に囲まれて日の出も夕焼けも見られない。だからこそ、空を見上げる習慣がつきます。夏空の青さや夜空に輝く満天の星空、ときには雨の落ちそうな曇天でも山に囲まれていると毎日の空の移ろいが心に染みます。 自宅から車で10分も行くと一面の草原があり、かつてそこに暮らした人々や走っていた鉄道に思いを馳せながら毎日空を見上げます。
黒倉田楽
設楽町在住 石井峻人さんの作品
伝統芸能を見に行くと、子供の舞をやらないか、と氏子の方から声をかけられる。どうも子供が少ないからということで声をかけていただいたようだが、息子は訳もわからず母親に手伝ってもらって支度をすると、カメラをもった人だかりができる。ようやく歩くようになった息子がこんな舞ができるのかと感動しつつ、声をかけてもらった嬉しさや、子供が舞ってくれてよかったと言ってもらえる嬉しさが入り混じった一日でした。
都会に憧れて“あの町”を離れた。
忙しい毎日、たくさんの人に囲まれた環境は、刺激的だった。
“あの町”を離れて3年。
ぼくは、都会の生活に満足していた。
そう思い込んでいた・・・
MOVIE
私のチェンソーワーク
東栄町在住 Knightさんの作品
東栄町生まれの私がUターンをして、田舎暮らしの楽しみを探していると 「チェンソーを使いログハウスを作ること」にたどり着きました。チェンソーの面白さ、地元材・杉の木の素晴らしさに魅了されます。その後、東栄町の町おこしであるチェンソーアートに出会います。益々、気持ちは高揚していきます。数年後には、この道のプロとしてチェンソーアートの素晴らしさを全国に広める活動を行い、遂に夢であった「全日本チェンソーアート協会」を設立することが出来ました。田舎でしか出来ない仕事を見つけ出し、田舎暮らしの素晴らしさを満喫している毎日です。
古民家の灯り
名古屋市在住 奥三河周遊中さんの作品
この町の夜は、都会よりもずっと静かで、ずっと夜空の色が濃い。とうえい温泉に入ってから、宿泊先のゲストハウスに向かう、帰り道。なんとなく懐かしくて、つい常連になってしまったゲストハウスだけれど、町そのものもどこか懐かしくて、ほっとする。街灯の少ない道を歩いていくと、近くを流れる川の音がだんだんと大きくなってくる。夜は暗くてよく見えないけれど、この川の水は本当にきれい。都会の賑わいとはひと味違う豊かさが、この町にはある。橋を渡って、玄関が見えてきたところで、思わず立ち止まった。 このゲストハウスは、築150年の古民家を改装して生まれたのだと教えてもらった。きっと、それまでの間には、灯りが絶えてしまった時もあったのだろう。その家が、こんなにあたたかな光を灯して、帰ってくる人を待っていてくれる。そのことがなんだかとてもうれしくて、懐かしい引き戸に手をかけた。「ただいま」
小屋掛け
設楽町在住 あっちゃんさんの作品
田峰観音で毎年行われる奉納歌舞伎。その芝居小屋を作る小屋掛けの風景。前日までは激しく雪が降り、延期になるかと心配だったが、当日朝はきれいに晴れ渡っていた。積もった雪や霜が残り、寒風が吹く一月末の朝。地区の住民総出で朝から行う年中行事。設計図は無く、毎年の経験とお年寄りの指示を頼りに竹と木と縄で組み上げていく。地元に息づく伝統の技。屋根の竹組みは、上に登って一つ一つ縛っていく。竹のしなりを活かした素朴で緻密な作り。小屋掛けが終われば、2月の田楽と歌舞伎がいよいよ迫ってくる。田峯地区で「祭り」といえばこれを指す、重要な行事のための共同作業。
癒しと仕事とマイウェイ
新城市在住 自森さんの作品
職場が教育機関ということもあり、気分転換はとても大切です。東三河新城にある自然が私の心を洗い流してくれます。迷った時、辛い時、いつもこの風景を見て勇気づけられています。また、少し背伸びをしたくなった瞬間、一度立ち止まって自分自身の姿を鏡で確認する意味でこの場所に立ち返っています。職場にあった積極的ルーティーンの隠れ家。これからも大事にしていきたいです。
豊川に立つ飯田線の橋台
豊橋市在住 妙願武志さんの作品
新城市長篠を流れる豊川に、飯田線を支える古い橋台が立っている。今も昔も、川の中の工事は水の流れが落ち着く冬の時期を中心に行われ、この橋台もおそらく例外ではないだろう。今と違って防寒具だけでは吹き荒れる冷たい風や、体の芯まで冷やす川の水に耐えるのが困難だったに違いない。普段、長篠城跡から川に降りてみなければ、しっかりと見ることができない橋台を、次世代のためと、多くの人々が寒さに耐え、百年近くも持ちこたえている建造物を作り上げた。今我々はその想いに少しでも答えていくため、新東名などの力を借りながら、この東三河という地域を少しでも豊かにしていけるよう、努力していかなければならないと思う。私はこの地域とは無関係な場所で生活していますが、古い建造物を大切にしたいので、微力ながら今後もお手伝いをさせて頂きます。
収穫
岡崎市在住 稲垣日奈子さんの作品
田原は全国的にもキャベツの出荷が抜群と聞きました。車で走っていると見渡す限りキャベツ畑が続いています。農業に携わる人達がとても多い所ですね。季節により植えたばかりのキャベツには自動で散水されています。
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