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ゆべし

その他料理

秋、ゆずがたくさんとれると、ゆべしを作り、春から秋にかけて、酒のさかなや箸やすめとして用いる。ゆずの中身をくり抜き味噌を詰め込んで作ったもので、山里特有のものである。

材料 30個分

ゆず・・・中30個
味噌・・・1kg
砂糖・・・・300g
みりん・・・200g
ごま・・・50g

作り方

(1)ゆずは、上部4分の1をふたになるように切り、下部3分のは皮を傷つけないようにスプーンで中身をくりぬき、中釜をつくる。
(2)味噌と砂糖とごまを混ぜ合わせ、(1)のゆずにつめる。
(3)切り取ったふたをのせ、蒸し器にならべ、弱火で40〜50分蒸す。
(4)ザルに並べ、天日で干す。(約10日間)
(5)固くなったら、網袋に上向きに入れ、1つ入れたら袋をしばり、4〜5個入れる。
(6)雨の当たらない軒下につるして干す。11月に作ったら翌年5月ごろまで干す。

作り方のコツ

◎ゆべしは、寒くて乾燥した11月ごろから作る。
◎中釜にきっちりつめないとカビが出る。
◎蒸す時、ふたがとれないよう糸で十文字にしばっておく。
◎5月ごろになったらカビがでるので冷蔵庫に入れて保存する。

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