田原市 その他
菜の花を生かした活動が総務大臣に認められました。
特定非営利活動法人田原菜の花エコネットワーク(安田和司理事長)が、2月4日(土)、平成23年度地域づくり総務大臣表彰で団体表彰を受賞しました。
団体の皆さんから喜びの声が寄せられましたのでご紹介します。
特定非営利活動法人田原菜の花エコネットワークは、農業委員、菜の花エコボランティアなどの発起人10名が会員を募り、平成18年に設立しました。
菜の花を栽培管理することで遊休農園を解消し、平成18年度から23年度までに40か所(約6.5ヘクタール)の菜の花畑を、担い手農家に引き渡しています。
現在、市内には菜の花畑が100か所に点在し、総面積は約25ヘクタールあります。
この中で、私たちが栽培管理している観賞用菜の花は、30か所(6.2ヘクタール/盛花期12~3月)、搾油用菜の花は21か所(約2.6ヘクタール/盛花期3~4月)あり、道行く観光客などの目を楽しませています。
今回の表彰では、遊休農地に菜の花を植え、美しい農村景観を作り出すだけでなく、搾油用菜の花から菜種油「たはらっこ」を生産販売するなど農産物の展開を推進している点も評価されました。
今後は、さらに多くの遊休農地を解消するために菜の花を植え、地域に住む人や訪れる人の心を和ませていきたいです。
また、菜種油の生産販売や回収、廃食用油リサイクルなどの取り組みを進め、地産地消だけでなく資源循環型社会を目指す地域づくりに貢献していきたいと考えています。